費用面

屋根の瓦もスレートも、劣化によってヒビが入ったり割れたりすることがあります。
それによってできた隙間から、建物の中には雨水が入っていき、それが雨漏りの原因となります。
そのため雨漏り修理を、瓦職人や塗装業者に依頼する人もいます。
新しい瓦に交換してもらったり、スレートを塗装することでヒビを覆ってもらったりするためです。
しかし雨漏りの直接的な原因は、瓦やスレートの劣化にあるわけではありません。
建物の各階の天井の上には、ルーフィングというシートが敷かれています。
水を弾く性質があるため、屋根から入ってきた雨水はここでシャットアウトされます。
このルーフィングに穴が開くことで初めて、雨漏りは発生するのです。そのため改修作業は、ルーフィングの交換ができる専門家に依頼することが効果的と言えます。

ルーフィングは天井の上にあるわけですから、その交換は高所作業となります。
そのため足場を組んだ上でおこなわれるのですが、この足場を組むという作業自体に、多くの費用がかかることになります。
戸建住宅の場合で、だいたい10万円前後かかります。
足場を組むだけでこれだけの費用がかかるため、昨今では雨漏り修理だけでなく窓や外壁の修理など他の高所作業も一緒に依頼する人が増えています。
屋根だけを治しても、その後窓や外壁が原因となって屋内に雨水が入ってくる可能性もあります。
その時に足場を組んで修理してもらうと、また足場代が別途かかることになってしまいます。
そのため、足場が組まれているうちに、他の高所での修理もあわせて依頼する人が多くなっているのです。
その方が、長い目で見れば節約になるわけです。